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「生」と「加熱」で使い分けるべし!意外と知らない生姜パワー

岩田 まなみ

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冷え取り食材の代表選手『生姜』。でも、食べ方を間違えると、身体が温まらないだけでなく、かえって身体を冷やしてしまうこともあるってご存知でしたか? 「生姜を毎日食べているけれど、冷え取り効果が感じられない」という方、もしかすると食べ方を間違っているのかも知れませんよ。

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■加熱で変化する生姜の成分

(1)ジンゲロール

生姜の辛味成分「ジンゲロール」には、手足などの末梢部の血管を拡張させる効果があると言われています。そのため、生の生姜を入れたジンジャーティーや生姜湯は、末梢部を温めるのに適しているのです。ですが、末梢部の血管が開くということは、身体から熱を逃がし、身体内部の温度は低下することに。中医学でも、生の生姜は「皮膚や筋肉など身体の表面を発汗により身体に溜まった邪気を追い払う」食材とされています。

(2)ショウガオール

生姜を加熱・乾燥することによって生まれる「ショウガオール」。ショウガオールは、胃壁を刺激して身体の内部の血流を高めることで、身体を内側から温める働きがあるそうです。中医学では、乾燥した生姜を「乾姜(かんきょう)」と呼び、「内臓を温めて冷えの症状を改善する」食材として扱われています。

 

■使い分けたい!「生姜」と「乾姜」

(1)生姜

生姜は、発汗を伴って身体から余分な熱を出す効果があるので、風邪のひきはじめや熱がある場合、ゾクゾクっとした寒気がするときにオススメ。風邪かな? と思った時のオススメは、「生姜+シナモン+はちみつ」の組み合わせ。シナモンは、身体を内側から温める効果が、ハチミツは喉を潤す効果があり、身体から熱を追い出しつつも、内部も温め、喉も保護できます。

(2)乾姜

「身体が芯から寒い」と感じる方、身体が冷えて胃が痛い、生理痛が重いなどの痛みの症状がある方は、乾姜を使いましょう。ショウガオールは、加熱した後乾燥させることで含有量が高まりますが、加熱か乾燥のどちらか一方でもOK。加熱のポイントは、100℃以上で加熱しないこと。100℃を超えるとショウガオールが壊れてしまいますから、中火で煮る、もしくは蒸した後に、低温オーブンで乾燥させましょう。加熱後乾燥させるのが面倒な方は、スライスした生姜を低温オーブンで乾燥させるだけでもOK! カリカリに乾燥させてパウダーにしておけば何にでも使えますし、乾燥した生姜を紅茶の茶葉に混ぜてジンジャーティーにしても良いですね。

生の生姜が、実は身体内部の温度を下げてしまうなんて、意外でしたね。生姜の冷え取りパワーを実感できていなかった方、生の生姜を使っていませんでしたか?これからは、冷え取りには「加熱・乾燥した生姜」を使いましょう!
(美養フードクリエイター 岩田 麻奈未)

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【参考】
※ からだにいいコトバ辞典【ジンゲロール】- からだにいいこと2014年12月号(祥伝社)

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