シミと抗酸化で違う!?薬剤師が教えるビタミンC活用講座

シナールといえば、ビタミンC補給の薬として有名ですよね。シナールには医療用医薬品と一般用医薬品(市販薬)があるのですが、一般用医薬品といっても種類があります。何が違うの? と思う人もいるでしょう。今回は、薬剤師の筆者がシナールの一般用医薬品の一覧と成分の違い、目的別の選び方についてご紹介します。

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■シナールの種類

シナールは医療用医薬品として2種類、一般用医薬品として7種類が販売されています。医療用医薬品は処方箋が必要な薬ですので医師に処方してもらわない限り手に入りません。ドラッグストアで購入できるのが一般用医薬品です。一般用医薬品のシナールには「シナールA細粒」、「シナールAカプセル」、「シナールS錠」、「シナールEXチュアブル錠」、「シナールEX顆粒」、「シナールLホワイト錠」、「シナールLホワイト2」という商品があります。

 

■ドラッグストアで買える!商品一覧と成分の違い

まずはドラッグストアで購入できるシナールのラインナップと配合成分をご紹介します。

シナールA細粒

<配合成分>※成人1日量あたり
アスコルビン酸(ビタミンC) 2,000mg
リボフラビン酪酸エステル(ビタミンB2誘導体) 12mg

 

シナールAカプセル

<配合成分>※成人1日量あたり
アスコルビン酸(ビタミンC) 2,000mg
リボフラビン(ビタミンB2) 12mg

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シナールS錠

<配合成分>※成人1日量あたり
アスコルビン酸(ビタミンC) 1,500mg
リボフラビン(ビタミンB2) 6mg
トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE) 30mg

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シナールEXチュアブル錠

<配合成分>※成人1日量あたり
アスコルビン酸(ビタミンC) 2,000mg
リボフラビン酪酸エステル(ビタミンB2誘導体) 12mg
酢酸d-α-トコフェロール(天然型ビタミンE) 30mg

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シナールEX顆粒

<配合成分>※成人1日量あたり
アスコルビン酸(ビタミンC) 2,000mg
リボフラビン酪酸エステル(ビタミンB2誘導体) 12mg
酢酸d-α-トコフェロール(天然型ビタミンE) 30mg

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シナールLホワイト錠

<配合成分>※成人1日量あたり
アスコルビン酸(ビタミンC) 1,000mg
L-システイン 240mg
パントテン酸カルシウム(ビタミンB5) 24mg

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シナールLホワイト2

<配合成分>※成人1日量あたり
アスコルビン酸(ビタミンC) 1,000mg
L-システイン 240mg
パントテン酸カルシウム(ビタミンB5) 24mg

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一般用医薬品のシナールには、このような成分の違いがあります。どれも同じだと思ったら大間違い! では、どのように使い分けるとよいのかをご紹介しょう。

 

■シナール市販薬の使い分けって?ポイントは3つのグループ

シナールの配合成分の違いを考慮すると、商品は3つのグループに分けられます。

1.ビタミンCをメインで取りたいなら「シナールA細粒」「シナールAカプセル」

ビタミンCをメインで取りたい人向けの商品です。どちらもは成分ほとんどが同じで、服用回数はどちらも1日2回。違いは細粒かカプセルかの、形状です。この2つで比べるなら、飲みやすさや価格で選ぶとよいでしょう。

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2.抗酸化作用を求めるなら「シナールS錠」「シナールEXチュアブル錠」「シナールEX顆粒」

1.の成分にビタミンEが追加されているグループです。ビタミンCはビタミンEを再生させる働きがあるので、相乗効果で美肌に導いてくれます。抗酸化作用を求める人は、このグループの商品がよいでしょう。配合量や成分に若干の違いがあるものの、配合内容は同じです。服用回数は「シナールS錠」と「シナールEXチュアブル錠」は1日3回、「シナールEX顆粒」は1日2回です。

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ビタミンCの量やビタミンB2誘導体の量が多いのが「シナールEXチュアブル錠」と「シナールEX顆粒」です。この3つで比べるのであれば、ビタミンの配合量の違いと飲みやすさや服用回数、価格で選ぶとよいでしょう。

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3.シミ対策にこだわるなら「シナールLホワイト錠」、「シナールLホワイト2」

過剰にできてしまったメラニンを無色化したり、肌の代謝を正常化する「L-システイン」、ビタミンCの働きを助ける役割や肌と髪の健康を保つ「パントテン酸カルシウム」が配合されています。ビタミンCの配合量は、1や2に比べると少ないですが、3つの成分が働きあってシミに働きかけるので、シナールの中でもシミ対策にこだわるなら、この2つがよいでしょう。この2つの違いは服用回数です。「シナールLホワイト錠」が1日3回、「シナールLホワイト2」は1日2回です。

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この2つで比べるのであれば、服用回数で選びましょう。

いかがでしたか? 同じビタミンC製剤でも違いがあります。これらはどれがよくて、どれが悪いというものではありません。選ぶ際は、自分の要望に近いものを選ぶようにしましょう。また、シナールはサプリメントではなく第3類医薬品です。服用回数や服用量は守り、疑問点がある場合は薬剤師に質問してから購入してください。
(薬剤師/抗糖化美容研究家 花田真理)

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【参考】
シナール – シオノギヘルスケア

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