今年こそヤセ体質!憶えておきたい「ヤセ菌」に好かれる食べ物

2015年は、「ヤセ菌」「デブ菌」などを含む、腸内環境とダイエットの話題が注目を集めました。腸内環境を良い状態に保つことは、ダイエットだけでなく、免疫力UPや美肌、前向きな気持ちなど、心と身体の健康改善のすべてに関わってきます。2016年こそ「食べてキレイ」を実践するべく、ヤセ菌・デブ菌の働きをおさらいして、ヤセ菌に好かれる腸を作る食べ物をご紹介しましょう。

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■「ヤセ菌」「デブ菌」って、そもそもどんな菌?

痩せ体質になることを期待できる「ヤセ菌」

私たちの身体に有益な働きをする善玉菌の中には、短鎖脂肪酸という物質を作り出して、脂肪細胞への脂肪の蓄積を防ぐ働きを持つ菌がいます。この菌が多いほど、「食べても太らない痩せ体質になれるのではないか」と期待されて、「ヤセ菌」と呼ばれています。

 

肥満につながると考えられている「デブ菌」

「デブ菌」と呼ばれているのは、私たちの身体に必要ではあるものの、有害物質や腐敗物質を作り出してもいる悪玉菌です。中にはエネルギーを必要以上に取り込む働きがあることも。その代謝物が腸壁から血液に取り込まれると脂肪細胞の炎症を招き、肥満につながると考えられています。

 

■今年はマスター!ヤセ菌に好かれる腸をつくる食べ物

(1)ヤセ菌の大好物って?

ヤセ菌の大好物は「水溶性食物繊維」や、水溶性食物繊維と同じような働きをする「オリゴ糖」です。これらを発酵分解するときに短鎖脂肪酸が生み出され、脂肪の取り込みをストップしてくれます。水溶性食物繊維が多く含まれる食材は、海藻や大麦、柑橘系フルーツ、玉ねぎなど。オリゴ糖は、単体で販売されていますから、お砂糖の代わりにオリゴ糖を使うのも良いでしょう。

 

(2)悪玉菌を減らしてくれるのは、リンゴ・ニンジン・バナナ!

リンゴ・ニンジン・バナナには、すでに腸内に住み着いているビフィズス菌を増やすビフィズス菌増殖因子が含まれると同時に、悪玉菌を減らす働きがあることがわかっています。食べものから摂った善玉菌は、残念ながら腸内に住み着くことができません。ですから、すでに住み着いている善玉菌をこうした食品の力を借りて増やすことは、とても大切ですね。

 

(3)毎日食べることに意味あり!「発酵食品」

食べた善玉菌は、腸内に住み着くことはできませんが、腸内に居る間は善玉菌として働いてくれます。また、すでに住み着いている善玉菌のエサとなる働きもあります。発酵食品によって改善された腸内環境は、食べるのを止めると元に戻ってしまう、という研究結果もありますから、毎日食べたいものです。

食べもので上手にヤセ菌に好かれる腸を作って、2016年こそ痩せ体質を目指してみてはいかがでしょうか。
(美養フードクリエイター 岩田麻奈未)

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食事由来腸内細菌代謝物、短鎖脂肪酸と宿主代謝抑制 – 東京農工大学大学院農学研究院応用生命科学専攻(PDF)
短鎖脂肪酸 – ヤクルト中央研究所
ビフィズス菌は、体の中から増やそう強力な「ビフィズス菌増殖因子」“アップル・バナナ・キャロット”の「ABC療法」 – 月刊「自然食ニュース」
リンゴ摂取による血液中の中性脂肪減少。ビタミンC増加、腸内細菌叢改善 – 農研機構
乳酸菌による腸内環境と便秘の改善について – 明治ヨーグルトライブラリー
※朝&夜の腸スッキリ習慣で下腹ぺったんこ!美肌に!便秘解消! – 日経ヘルス 2015年3月
※NHKスペシャル取材班著(2015)『やせる! 若返る! 病気を防ぐ! 腸内フローラ10の真実』(主婦と生活社)

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