LAR Life&Aging Report

アラフォーからの美容を“楽”にする

切らなくても大丈夫!毛髪診断士が教える「美髪」を保つチョイ技

余慶 尚美

余慶尚美fNew2015

mixiチェック

This entries to Hatena bookmark

印刷する

毎朝の日課として、ヘアアイロンを使っている方は多いのではないでしょうか? 身だしなみに気を使う女性ほど、髪のダメージが気になり、念入りにセットしているかと思います。しかし、その習慣を続けているとどんどん髪のダメージが悪化してしまいますよ。そこで、毛髪診断士の筆者が“美髪”を保つ方法をお伝えします。

30代・40代からのエイジングを楽しむ女性の美容マガジン|Life &Aging Report

■夏は髪のダメージが悪化しやすい季節

ダメージヘアになる原因は、化学的要因と物理的要因の2つ。化学的要因とは、パーマやヘアカラーなどの化学的な処理によるもの。物理的要因とは、ドライヤーなどの熱、洗髪やブラッシングによる摩擦、そして紫外線です。

さらに夏は、この物理的要因の熱、摩擦、紫外線の髪にとっての3重苦が極めて辛い季節なのです。すでにパーマやカラーによってダメージを受けている髪は、髪の適正水分保持が上手に保てず、広がり、パサツキ、うねりとなって私たちを悩ませます。どうにか髪を整えようと、ヘアアイロンなどの熱で対処していませんか? これが、さらに髪にダメージを与えていくのです。

 

■ダメージの少ないヘアアイロンの温度は?

そこで、ヘアアイロン140~200℃の範囲で、正常な髪の毛を使い強度を調べたところ、高温で加熱時間が長くなるほど、損傷が大きくなることが分かりました。150℃で3秒間の熱を加えた場合はほとんど影響がなく、髪の強度は180℃で8.4%ダウン、200℃で24.1%ダウンしました。また、150℃で少し長めの20秒間、熱を加えたところ、12.3%髪の強度がダウンました。結果、120~140℃の範囲でなるべく短い時間の熱処理が、もっとも髪にダメージを少なくなるということがわかりました。普段のスタイリングの参考にされてみてくださいね。

 

■ブラッシングのダメージを防ぐには?

また、髪のブラッシングによる摩擦によるダメージについては、パーマやヘアカラーを施していないバージンヘアで摩擦試験を行った場合、ポリエチレン製のブラシでは1,000回、猪(豚)毛では、8,000回のブラッシングで髪の毛が損傷しました。パーマやカラーを施した髪の場合、ブラッシングによるダメージを少ないとされるのは、猪(豚)ブラシで3,000回(100回×30日)程度となります。また、髪のダメージを防ぐためには、髪の毛が乾燥している状態よりも、軽く湿らしてからブラッシングするのが有効のよう。いつも乾き髪でブラッシングをされている方は、お水をシュッと一吹きしてからブラッシングしてみましょう。

いかがでしたか?美しい髪を保つためには、熱や紫外線からのダメージを極力防ぎ、動物の毛製のブラシを使用するなど、水分と油分を保つことが大事です。ダメージを受けやすい夏に向けて、ご自身のヘアケアを見直してみてくださいね。
(毛髪診断士 余慶尚子)

 【関連記事】
簡単すぎる!梅雨のイライラ「うねり・広がり」防止ヘアケア術

【参考】
※本田光芳・伊藤雅章(2009) 『新ヘア・サイエンス』(社団法人 日本毛髪科学協会)

【画像】
TonyChen

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

30代・40代からのエイジングを楽しむ女性の美容マガジン|Life &Aging Report

Related Article関連記事

ピックアップ

「頬」が見た目年齢を左右する!?美容家が教える“若々しい印象の肌”をつくる秘訣

「見た目年齢を左右するのは頬だった!?」…実は近年、研究によって頬が見た目年齢に影響を与えることが明らかになっています。 そこで今回は、若々しい印象の頬を保つためのお手入れを、美容部員としての経験があ …

“自分時間”が美肌を作る!忙しくてもきれいな人の美肌習慣って?

肌悩みが増えるアラフォー女性にとって、美容にたっぷりと時間をかけることは、切望しながらも実際は難しいもの。家族や友人の助けなくしては、自分のための時間を確保することさえ難しい、と感じる方も多いのでは? …

見直すのはシャンプーだけではなかった!?プロが教える、毎日の「ツヤ髪ケアの秘訣」

髪のパサつきやうねり、くせ毛のために、シャンプーやトリートメント選びにこだわっているという女性は多いですよね。 さらに、ツヤ美髪を目指すなら、“使い方”にもこだわる必要があるようです。それは、“毎日使 …

ストレスでシミが加速!?美のプロも頼る美白ケアって?

出会いや別れ、環境の変化も多い春は、期待とともに精神的なストレスを感じやすい時期。この時期、肌荒れに悩みがちという女性も少なくないのでは? 最新の研究では、ストレスによる肌荒れは、ニキビやザラつきだけ …

最新の記事

お悩みから探すTrouble Category

ビューティーの最新記事はこちら